Web3 Socialで動画共有が可能に - サイバーコネクトとLivepeerで構築。

元記事：(collect機能で記事NFTをミントできます)

https://link3.to/cyberconnect/post/7cb12b4c6699b173b62781687f3ffd53aca748125eebdc26c261f268f50ca742

Web3はソーシャルアプリケーションの新時代をもたらし、データのユーザー主権と相互運用性の原則に基づいて構築されています。しかし、現代のWeb2ソーシャルアプリケーションと真に競合するためには、dApps（分散型アプリケーション）は、ユーザーが期待するあらゆる形態のコンテンツを取り込む必要があります。動画はコンテンツの媒体としてますます優勢になり、ユーザーのエンゲージメント、コミュニケーション、共有がかつてないレベルで促進されています。Web3への移行に伴い、ユーザーの関心を維持し、導入を促進するためには、dAppsも同様にリッチで没入感のあるビデオ体験を提供することが極めて重要です。

過去10年間、YouTube、TikTok、Instagramなどのプラットフォームが牽引し、動画コンテンツが急成長しているのを目の当たりにしてきました。その背景には、動画が持つ視覚的な魅力、情報密度の高さ、受動的な消費のしやすさ、高速インターネット接続と高度なデバイスの普及があります。また、動画は人とつながるための新たな道を切り開きました。ライブストリーミング、ビデオオンデマンド、短編コンテンツなどを通じて、人々は自分のストーリー、才能、専門知識を世界中の人々と共有できるようになり、多くの場合、フォロワーやエンゲージメントが急速に増加し、マネタイズの機会にもつながっています。動画は、ユーザー生成コンテンツ、広告、オンラインコミュニティの発展の原動力となっています。

Web3ソーシャルは、個人やコミュニティが、より公平で自己主権的なデジタル環境で共有、創造、関与できるようにするものです。Web3ソーシャルが成熟し、より多くのユーザーを取り込むようになると、dAppsがビデオコンテンツへの需要の高まりに対応することが不可欠になります。Web3ソーシャルdAppsにビデオ機能を統合することで、ユーザーは分散化のメリットを享受しながら、これまで期待されてきたリッチな体験を引き続き楽しむことができるようになるのです。

Livepeerのインフラは、動画ストリーミングに信頼性と費用対効果の向上をもたらします。サイバーコネクトのツールにより、開発者は、ユーザー主権とデータの相互運用性を維持しながら、サイバーコネクトプロトコル上でユーザー生成コンテンツとソーシャルコネクションを利用したコンポーザブルアプリケーションを容易に構築することができます。

Livepeerとサイバーコネクトの分散型ソーシャルグラフを統合することで、Web3のソーシャル空間におけるビデオの可能性を最大限に引き出すことができます。

このコラボレーションにより、シームレスなビデオストリーミング、トランスコード、配信が容易になり、ユーザーは分散化の基本原則を犠牲にすることなく、高品質で低遅延のビデオコンテンツを楽しむことができるようになります。今後、これらの技術の相乗効果は、Web3時代におけるソーシャル交流、コミュニケーション、コンテンツ作成、消費、収益化の未来を形作る上で極めて重要な役割を果たすことになるでしょう。

この統合によって、

開発者は、Web3ソーシャルdAppsに動画共有を追加することができます。
Livepeerの動画は、サイバーコネクトプロトコルのEssenceNFTとして公開/ミントできる
ユーザーはNFTとして動画を収集することができ、クリエイターはサイバーコネクトのカスタマイズ可能で拡張性の高いミドルウェア・スマートコントラクトを利用することでコンテンツのマネタイズが可能です。

開発者の方には、これらの機能を紹介するチュートリアルを用意しています。

Livepeerについて

Livepeerは、プロジェクトにライブやオンデマンドのビデオを追加したい開発者向けのプロトコルです。ビデオストリーミングの信頼性を高め、それに関連するコストを最大50倍まで削減することを目的としています。これを実現するために、Livepeerはイーサリアム・ブロックチェーンによって保護されたマーケットプレイスを通じて相互作用するp2pインフラを構築しています。

サイバーコネクトについて

CyberConnectは、大量導入とネットワーク効果を目的としたID主権型の分散型ソーシャルグラフプロトコルです。サイバーコネクトは、ユーザーの分散型アイデンティティのアンカーとなるプロフィールを作成することができます。サイバーコネクトでは、ユーザーは自分のソーシャルグラフ、コンテンツ、マネタイズチャネル、ソーシャルデータを所有し、新しいプラットフォームごとにネットワークを再作成することなく、複数のdAppsをシームレスに渡り歩くことができます。

CyberConnectプロトコルは、2021年11月、初めて公開されたソーシャルグラフプロトコルとしてローンチされました。2023年3月13日現在、サイバーコネクトは350kのユーザープロファイルと290kの月間アクティブユーザーを持ち、2.8M以上のトランザクションを行っています。