Morokitch

Posted on Sep 01, 2023Read on Mirror.xyz

日本語コミュニティコール2023/9/1

ReadONの日本ビジネス開発担当のMorokitchです。日本ユーザー向けにReadONのコミュニティコールを開催しました。その中から特に重要な情報を抜粋して取りまとめます。

Token2049 Crypto Dream Night

9/11にシンガポールで開催されるToken2049にReadONも参加します。Token2049では様々なイベントが執り行われますが、その中でも注目していただきたいのが「Crypto Dream Night」です。TechubNeswが主催しているイベントで、ライトを装備した大量のドローンをシンガポールの上空に飛ばして、マーライオンやイルカなどをかたどった立体作品を展示するという演出です。特に注目すべきは、ある条件を達成したWeb3プロジェクトのロゴがドローンによって展示されることでしょう。皆さんはReadONのロゴがToken2049が開催されているシンガポールの夜空に打ち上げられるのは素敵だと思いませんか?これを実現するために力を貸してください。

【CryptoDreamNightのロゴ演出参加条件】
✅ブロックチェーン技術を使ってかなえたい夢をハッシュタグ付きでX(Twitter)に投稿する
☑投稿に最も多く「Like」を集める

後はみなさんの「Like」を集めるだけです。今ReadONアプリでこの記事を読んでいる人は一度Webビューに切り替えて、以下のX URLから投稿にいいねしてください。

https://twitter.com/ReadOnMe3/status/1696510501793178077?s=20

合わせて、以下のGALXEのタスクも完了しておきましょう。上記の投稿への「Like」が主要なタスクになっており、参加者にはReadONのポイントも配付されます。

https://galxe.com/readon/campaign/GC9psUBaKG

ReadONのCrypto Dream Nightの投稿の「Like」の数は現在2位です。 締め切りの9/5まであと少し。皆様の助けが必要です…!ぜひお力添えください🙏✨

P12 Arcanaを応援します

詳しくは後日記事を書きますが、ReadONのパートナーの一つであるP12とLineaが9/4にArcanaというUGCハッカソンを共催します。ReadONもサポーターとして参加しており、P12メンバーからサンプルとして「ReadON Station」を作っていただきました。
このイベントは誰でもオンラインで参加することができ、自分で作品をアップロードすることもできます。作品作りのためのテンプレートとしてReadONのロゴやねこも用意されているのでお楽しみに!

ミントスクロール実装

ねこNFTのフリーミントに必要なアイテム「ミントスクロール」が抽選にて配布されることが決定しました。 ミントスクロールはこれはねこNFTをフリーミントするための必須パーツとなります。改めてねこNFTの入手方法を整理しましょう。ねこNFTのミントに必要なアイテムは以下の通りです。

①通常パーツ:NewComerBoxやRBBの開封で入手可能
body、clothes、face、glass、head、tail、background
※RBBの開封には9,000ポイント必要
※NewComerBoxは3回まで開封できる初心者向けのボックスで、1回目は2,000、2回目は4,000、3回目は6,000ポイント必要

②特別パーツ:毎月開催される抽選で入手可能
topic、ミントスクロール
※抽選に参加するにはRBBを開封して抽選券を入手する必要があります。抽選券を獲得したら抽選ページに移動して、手持ちの抽選券から何枚ベットするかを選択してください。
※抽選券は抽選に参加すると消費されます。
※1ヶ月ごとにトピック抽選会、ミントスクロール抽選会が開催されます。9/6までミントスクロール抽選会が開催されます。

③オプションパーツ:NewComerBoxやRBBの開封で入手可能
Tail Decoration、Foot
※上記のパーツが無くても、ねこNFTをミントできます。

ミントスクロールが必須パーツに追加されたため、すでにそのほかの必須パーツを持っていた人もねこNFTをミントできなくなってしまいました。これに関し、日本の熱心なユーザーから多くの質問や意見をいただいたので、それに対してのQ&Aを開催しました。中には私の方で回答できないものもあったので、Troyに直接質問し、回答をいただいたものもあります。以下、その詳細を書いていますのでご参照ください。

コミュニティQ&A

Question #1
topicパーツに加えて今回ミントスクロールがねこNFTmintに必要となったためよりmintのハードルが上がったように感じます。NFTのフロア維持のために必要な施策かと思いますが、それぞれの抽選当選個数はどのくらいに設定される予定でしょうか。

Answer #1
ご指摘の通り、ミントはより難しくなりました。★3のミントスクロールは190個、★4のミントスクロールは10個配布されます。

Question #2
今回のミントスクロールはトピックパーツと全く同じ入手難易度に見受けられますが違いはなんでしょうか?必要なトピックが1つ増えたようなものです。当たる確率とユーザー数から見ても揃えるのは到底無理です。ただでさえ猫の保有率は少ないと思いますが何か策はあるのでしょうか?

Answer #2
頂いた質問を3つに分けて回答します。
「ただでさえ猫の保有率は少ないと思いますが何か策はあるのでしょうか?」
現在505体のねこNFTがオンチェーンになっていて、ユニークオーナー率は73%ですから、ねこNFTを所有しているのは世界で360人程度です。ユーザー40万人として保有率は0.1%ですから確かに保有率は低いです。もはやねこNFTを持っていないのが当たり前という表現が正しいかもしれません。しかし、今、ねこNFTの保有数が少ないことは現段階で問題なのかというとそうではありません。 現在ReadONでフリーミントできるのはGenesisNFTであり非常に希少性の高いものですから、逆にみんなが持っているとそれはそれでおかしなことになるわけです。
また、以前のコミュニティコールでねこNFTの総数は、コミュニティサイズにもよるが3~5000くらいにすると大雑把な目安が語られていました。RBBキャンペーンでのねこNFTの配布数とWLホルダーへのねこNFTの割引販売数のバランスについても意識しなければいけない段階に来ていると思います。仮に1000体2000体とフリーミントできるような施策を講じてWLに対して販売枠が1000以下しかないとなるとそれはそれで問題です。古くからReadONを支えてくれたWLホルダーと、βアプリリリースから熱心にReadONを使ってくれたユーザー両方のメリットを維持できるフェアな方法ねこNFTのフリーミントを進めていく必要があります。

「今回のミントスクロールはトピックパーツと全く同じ入手難易度に見受けられますが違いはなんでしょうか?必要なトピックが1つ増えたようなものです」
ミントスクロールの入手プロセスは以前開催されたトピックパーツの入手プロセスと全く同じであり、Tierも★3と★4に分かれています。ご指摘の通り、新トピックを手に入れるのと同じくらい難しいことを成し遂げなければフリーミントに到達できないという認識であっています。
さらに補足すると、今後のラッフルでは古いトピックパーツはリリースされません。BitcoinやDeFiなどのトピックのねこNFTやパーツが欲しい場合はOpenseaの二次流通で手に入れる必要があります。

「当たる確率とユーザー数から見ても揃えるのは到底無理です」
ReadONを長らく愛用してくれているユーザーにねこNFTをミントしてもらうための施策として、パーツやスクロールがOpenseaで売買可能になっています。βアプリがスタートしてから268日の間、コツコツポイントを貯めてRBBを開封してきたユーザーさんの中には、すでにミントスクロール以外のパーツがそろっている方もいらっしゃいます。そのような方は、仮にミントスクロールの抽選に外れたとしても、ミントスクロールをOpenseaで買うことで、買値よりも高価なGenesisNFTを入手することができるでしょう。完全無料でねこNFTを手に入れることはできないものの、これはこれで先行者特典といえるのではないかと思います。
一方、今日からReadONを始めたユーザーがねこNFTを無料でミントするのは非常に難しいと思います。そのようなユーザーさんはOpenseaでパーツを買ったり、あるいは直接ねこNFTを購入するのも一手であると思います。

Question #3
予想以上にユーザー数が増えてしまったためミント数を制限する方向に進んでるのでしょうか。それとも、ミントスクロールの導入は、現在はアーリーアダプターが何匹もねこNFTをミント出来てしまう現状を踏まえ、新規参入者とアーリーアダプターの差を埋めるための施策なのでしょうか。

Answer #3
前提としてミントスクロールの導入は何か問題があってその解決のために行った施策というよりは、ReadONのトケノミクス完成に向けた一つのステップであり、NFT流通量コントロールの実証実験であると思われます。 去年の11月のLGGとTroyのAMAで「STEPNのNFT価格暴落の件を受けてReadONはNFTのフロア価格を守るためにどのような施策を講じるのか」といった質問がなされました。(補足:STEPNに多く参入した投機家がNFTを需要維持上にミントして販売を繰り返した結果、NFT価格が暴落してしまったという事件がありました。)この質問に対してTroyは「ミントスクロールを抽選配付することによって需要に応じた供給量を保つ」と回答しました。
これを踏まえると、「アーリーアダプターが何匹もねこNFTをミント出来てしまう現状を踏まえ、新規参入者とアーリーアダプターの差を埋めるため」なのかという視点は、一定正しいです。 もし、ラッフルが存在しなかったらねこNFTを持っている人(=資産家)が毎日多くポイントをもらえますから、より簡単にねこNFTをミントでき、格差がどんどん広がっていくことでしょう。
新規参入者にも平等に収益機会やねこNFTのミントの機会を与えて、投機的な市場参入を防ぐための仕組みがラッフルです。前向きにとらえれば、ラッフルの対象が1つから2つになることにより、投機家によるエコシステムの破壊は極めて困難になっているといえるでしょう。

Question #4
ねこNFTのフリミン難化だけでなく、各ユーザのポイントについて、今後トークンに交換できるとしても、売り圧が強まるだけなので交換レートは高くないと思います。そうなるとユーザ心理はさらに悪化する懸念があります 今後のユーザ心理が現在より悪化していった場合、どのような施策を行いますか?

Answer #4
ポイントの交換レートについて補足すると、ポイントの交換先はフィアット/トークン/3rdPartyNFTが言及されました。これに関してはあらかじめフィアットへの交換レートは低く、主に低所得層へのインセンティブになると語られていました。こと日本市場においては、フィアットへの価格転換を主なインセンティブにすることは想定していないようです。

さて、ユーザー心理が悪化する要素として「ねこNFTのフリーミントが難しくなること」と「ポイントの交換レートが低いこと」の2つをあげていただいていますが、まずは「ポイントの交換レートが低いこと」はユーザー心理に影響しないと思われることを説明します。

ユーザーのアクションは以下のように分類されます。
①NFTが欲しい人は抽選券や獲得のためにポイントを消費してRBBを開ける
②NFTが要らないが、パーツをいくつか持っている人はRBBを開封してパーツを販売できるショッピングカートの獲得を目指す。
③NFTが要らずパーツももっていない人は抽選を諦めて残りのポイントを現金化しようとする。

①②③の中でミントスクロールの登場が不都合なのは誰かというと①のNFTが欲しい人です。②③の人にミントスクロールの登場は無関係ですからユーザー心理の悪化とポイントの交換レートに関係はなさそうです(むしろ②の人にとっては転売の材料が増えるため、ミントスクロールの導入は好都合です。)
結局のところ、NFTが欲しい人はミントスクロールがあろうとなかろうとRBBを開けます。ポイントを現金化する際にもらえる現金の量が少なくても関係ないわけです。
※仮に1ポイント0.01ドルで現金化できるとした場合、多くの人が抽選会参加をやめてポイントの現金化を選ぶでしょう。そうなってしまうと、ReadONアプリのシステムは利用されなくなり、ポイントの売り圧が高まることになってしまいます。そう考えると、ミントスクロールの導入はReadONエコシステムの活発化に寄与しているといえるかもしれません。

これを踏まえると、結局、「ねこNFTのフリーミントが難化すること」がユーザー心理をマイナスに向ける唯一の原因となりそうです。

「今後のユーザ心理が現在より悪化していった場合、どのような施策を行いますか?」

という問いにも答えます。ねこNFTのフリーミント難化に対してマイナスな印象を抱くのは、長い間、熱心にReadONをつかってきたユーザーでしょう。そのようなユーザーに対する救済措置はあるのかといった趣旨の質問かと思います。
その答えの一つが、SBTのレベルによる優遇です。読書量に応じてSBTのレベルはアップします。どこかのタイミングでエアドロップがあると話していたのでそれに期待できそうです。また、ReadON Loki testnetのREADトークンのエアドロップ獲得量はSBTのレベル応じて増えていきます。これに何か意味があるのではないかと多くのユーザーの方が気が付いていると思います。
もう一つの答えはTroyから聞いたものです。Troyによると、今回の抽選はミントスクロールだけが主な景品であるが、次回の抽選では、新しいトピックパーツに加えてミントスクロールも景品として配布しようと考えているそうです。先にも述べた通り、古いトピックパーツは今後リリースされることはありません。それらのパーツを活用するために必要となるミントスクロールを今後追加リリースしていく意向が示されました。

※これはあくまで現段階での考えであり、今後の市場やユーザーの動向分析によって変更が加わることもある旨ご認識おきください。

以上、日本語のコミュニティコールで話した内容をまとめました。今後もReadONは発展、変化していき、その都度ユーザーの皆さんからの反応をうかがう必要があると思っています。そのために、重要な変化の度にユーザーの皆さんからの意見を集め、運営に相談し、改めて皆さんに報告することで、運営とユーザーの良好な関係を築いていければと思います。
ReadONアプリのフィードバックにはエラーやバグの報告だけでなく、ぜひ、トケノミクスやキャンペーンに関する意見も投稿してみてください。ReadONはユーザーの皆さんと一緒に成長します!

それでは、これからもReadONをよろしくお願いいたします◎